志望中学校・志望高校の選び方

こんにちは。穎才学院教務です。本日は高校・中学の選び方について。

もちろん自由に好きな基準で学校選びをしていただくのが一番良いに違いないのですが、それとは別に「こういう選び方はやめておきましょう」というのがあります。

ビジネスマインドが前面に押し出た学校を選ぶのはやめておきましょう。

これが私たちのおススメです。

学校説明会で「塾に行かなくても大丈夫」とか「成績優秀者は授業料免除」とか、そういうお金の話ばかりする学校さんは要注意です。

なぜか。

学校教育の本来の目的を忘れているからです。

学校教育の目的は子供を成熟させることです。少ない費用で学習機会を提供することではありません。

無料の学習動画や無料で参加できる市民教室というのは、世の中にたくさんあります。そういう無料の学習機会があっても、勉強する気が無い人はそれを上手く利用することができませんし、そもそも利用する気にさえなりません。

学校説明会で学校がすべきことは「学校教育の目的は子供たちの成熟である(なんなら、うちの学校においでにならなくとも、ご子息・ご息女が成熟されればそれで良い!)」というメッセージを親御さんや子供たちに伝えることです。

そして子供の成熟はお金では買えません。

ですから学校の役割は、多種多様な教育機会を用意して、いろいろなタイプの先生たちを活き活きと働かせて、子供たちが成熟するきっかけとなる出来事をできるだけたくさん用意するというものです。

あとはそこに「子供の理解できない何か」がエッセンスとして効いていれば、もう言うことは何もありませんね。

子供を大人にするのが学校の目的なのですから、学校には「子供のままでは理解できないこと」が含まれていなければなりません。

ある学校がそれぞれの子供にとって「良い学校」であるかどうかを判定するのには、ものすごく長い時間を必要としますが、その学校が子供の成熟にとって役立たない学校であるのを判定するのは方法は単純です。

子供がすみからすみまでその学校のことを理解できる、意味があると納得できるなら、その学校は子供の成熟に全く寄与することがないでしょう。

ですから、子供にとって説明のわかりやすいプレゼンテーションを学校説明会で披露する学校さんは要注意です。

学校がすべきことは長い時間をかけて「なんでこんなことするんだろう」と子供たちが思うような謎にあふれた贈り物をしつづけることです。

成熟というのは「変化」です。今のままでわかることは「変化」のきっかけになりえませんよね。

だから、わかりやすいはダメなんです。

なんでかわからないけれども盛り上がる学校行事を持っている学校、別に信仰心が篤いわけでもないけど参加せざるを得ない宗教行事を行う学校、そういう学校って素敵だと思います。

そういうのを学校の伝統とか文化とか言うのです。

東京国際フォーラムなどの大型会場で開催される合同学校説明会も良いのですが、実際の学校行事当日にその学校に足を運んでみると、生徒たちや教員のいきいきとした姿が目の当たりになるのではないでしょうか。そういうチャンスはぜひ活かしていただきたいと思います。

学校の「実力」が表れるのは、何も大学進学実績などの数値だけではありません。学校で学んでいる生徒たちが毎日どんな顔をして授業を受けているのか、教職員がどんな顔をして生徒たちに接しているか、それを見ればその学校の「実力」はすぐにわかります。

数値は粉飾できても、人間の生の表情は偽装できません。数値ではなく、人をみる。学校選びはこれに限ると思います。

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