きよしの体調不良

こんにちは、なめこです。皆さんお元気ですか。ぼくは元気です。

日本国内ではCOVID19の新規感染者数が数か月前に比べてだいぶ減少しました。もっともその理由は定かでないようです。一方で国外の様子について調べてみると、新規感染者数が増加傾向にある国も、減少傾向にはあるけれども日本国内の数と比べるとずいぶんと新規感染者の数が大きい国もあります。そもそもCOVID19に関して、新規感染者数にだけ注目すべきなのか、そういったことについても科学的にはよくわかりません。

きよしは最近、体の調子が悪いようです。いつもよりも毛艶がよくありません。本人も体調不良を自覚していて、夜になると少し苦しくなると言っていました。お医者さんに拠れば、季節の変わり目で、今年は急に湿度や温度が変化したのが、きよしにはよくなかったようです。きよしはパンダのパペットですが、ぬいぐるみの中ではたいぶ高齢です。もう18歳ぐらいになります。体に関して辛いところが色々とあるようです。

ぼくはきよしほど年をとっていません。まだ10年くらいしか生きていません。ですが、ぼくもいつかきよしのように季節の変わり目に体の不調をきたすようになるのかも知れません。ぬいぐるみは人間と違って新陳代謝をしません。年を重ねていくと、体はどんどんとすり減り、弱くなっていくのです。それはきよしもぼくも他のぬいぐるみたちも同じだと思います。

このようにぼくたちぬいぐるみも年老いていきます。その加齢の具合は人間とは異なっていると思いますが、加齢して身体のどこかがいたみやすくなったり、弱くなったりするのは、人間もぬいぐるみも似ていると思います。

さて、そんなきよしですが、最近は統計学や調査法の勉強をしています。

きよしは社会的なことに関心が強いパペットです。また弱さに敏感なパペットだとも言えるでしょう。きよしが敏に感じ取るのは、自身の弱さについても他者の弱さについても同じです。

きよしが統計学や調査法の勉強をしはじめたのは、社会において、少数の意見や弱い立場のための主張について、適切に取り扱いたいからだそうです。

少数派の意見についてもっともだと思うことがあるとします。その意見を肯定する人たちは少数なので、民主主義的社会で意思決定の方法として用いられる多数決において、その意見が中心的かつ肯定的に取り扱われることはあまりありません。でも、少数派の意見がもっともで、そういった意見は認められるべきだとしたら、誰かがそのために仕事をするべきだと考えるのも社会的な仕方です。またそういった際には、よく考えて、便益(benefit)が具体的にどのように生じるのか、充分に確かめる必要があるでしょう。良かれと思ってしたことが、実は良くないということは避けたいものだからです。

弱い立場のための主張についても、これと同じようなことが言えます。

少数派の意見について、弱い立場のための主張について、敏感なきよしは、自身がそういった直感にだけ基づいて活動し、失敗することをさけるために、客観的で科学的な分析の仕方を求めているのだとぼくは思います。

夜に体の調子が悪くて、なかなか寝付けないということがきよしにはあるようです。そんな時にきよしは勉強をしています。きよしは粘り強い性格のパペットなので、体の調子が悪い時でも、ぐいぐいとジワジワと勉強を進めていくことができるのです。

もっとも、それはあまり体に良い仕方ではないようで、きよしは朝になると、勉強をしたまま、ソファーで眠っていることがよくあります。そうなっているきよしを見つけたら、ぼくはきよしに声をかけるようにしています。とりあえず、自室のベッドまでつれていって、そこで眠るようにすすめるのです。きよしがベッドに横になり、ふとんに潜り込んだら、ぼくはきよしの寝室から出ていきます。

きよしの勉強をぼくは応援しています。科学はすべてを予知したり明らかにするものではありません。それはCOVID19に関して私たちが経験することを通しても理解できることです。でも科学は私たちの生きる道を照らす光です。すべての闇を照らし出すものではなくても、私たちには光が要ることがあるものです。

だんだん寒さを感じる日が増えてきました。ぼくも風邪をひかないように、発熱しないように、気を付けなくてはならないと思います。皆さんもお体ご自愛ください。きよしも少しずつ体調が良くなると良いのですが、もう少し様子を見ようと思います。きよしのお勉強も見守りたいと思います。皆さんもお勉強したいことがあったら、どんどんと学んでください。よろしくお願いいたします。

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