新学習指導要領に対応した令和7年度大学入学者選抜について(文部科学省)

「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱」において定める出題教科・科目等及び令和6年6月までに発出予定の「令和7年度大学入学者選抜実施要項」において変更する内容について別紙1及び別紙2のとおりとすることとしたという旨の通知が、各都道府県教育委員会教育長・各国公立私立大学長に対して発出されました。

(別紙1)令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告(PDF: 215KB)

(別紙2)令和7年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告(PDF:974KB)

本通知で重要だと考えられる点を穎才学院からお知らせいたします。

(1)新指導要領における教科「情報」の取り扱い

教科「情報」は、来年度の高校1年生から順次適用される新学習指導要領に基づき、プログラミングやデータ分析などを学ぶ「情報Ⅰ」(必ず履修する科目)と、発展的な内容の「情報Ⅱ」(選択科目)に再編されます。従来の高校生世代と2022年4月以降に高1になる高校生世代とを比べると、前者はプログラミング学習やデータ分析を必修とされていないのに対し、後者はプログラミング学習やデータ分析を必修とされるのが違いです。

今回の通知では、現行の指導要領に基づいた「情報」の問題を浪人生向けに出題することが決まりました。現役生は、浪人生向け問題を選べません。

なお令和7年度(2025年度)の共通テストでの「情報」の扱いについては現在、国立大学協会(国大協)で議論が行われています。国立大の受験生に対し、従来の5教科7科目に「情報」を加えた6教科8科目を課すのを原則とする案が浮上し、賛否両論があると言います。国大協は11月にも方針を決める見通しです。

共通テスト「情報」、浪人生に別問題 初出題の25年 文科省方針(朝日新聞)

(2)「国語」「数学2」の試験時間増
「国語」と「数学〈2〉」は試験時間を10分増やし、それぞれ90分、70分とします。多様な文章を出す方針の国語や新科目「数学2、数学B、数学C」となる数学〈2〉は問題量が増える見込みだということです。

上記について、文部科学省の「予告(補遺)」において、以下のように示されています。
―――
2.出題教科・科目の試験時間
地理歴史、公民、数学①(『数学Ⅰ、数学A』、『数学Ⅰ』)、理科及び外国語の試験時間は、「令和5年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱」(令和3年6月4日付け3文科高第 285 号文部科学省高等教育局長通知)に定める試験時間と同様とする。国語、数学②(『数学Ⅱ、数学B、数学C』)及び情報の試験時間については、以下のとおりとする。

(1)国 語: 現在測定している内容を維持した上で多様な文章を提示する観点から、90 分とする。

(2)数学②: 出題範囲が「数学Ⅱ」、「数学B」及び「数学C」となり、選択解答する項目数が2から3へ増加するため、70 分とする。

(3)情 報: 出題範囲や他教科の試験時間等を考慮し、60 分とする。
―――
以上です。

穎才学院では、上のような文部科学省等の決定を踏まえ、各入試に対応する指導をいたします。不明な点はご相談ください。

無料体験授業お申し込みはこちら
穎才学院本郷校のご案内はこちら

Comments are closed