こんにちは。なめこです。本日は12月24日です。大阪・京都・東京などで新型コロナウイルス変異株の市中感染の可能性を報じるニュースが聞かれますが、クリスマスのお祝いムードで、世間はいつもより少しにぎやかな気がします。
ぼくたちは今日もいつも通りの生活をしています。ぼくはいつものようにお家で朝ごはんを食べて、それからお仕事に出かけました。営んでいるカフェの営業をしながら、少しずつ年越しのためのお仕事をこなしています。きよしはぼくが出勤する時間、まだ寝ているようでした。お昼前になるとむくりと起き上がり、シャワーを浴びて、仕事に出かけることでしょう。
ぼくは今、職場であるカフェの中にいます。そろそろ終業時間をむかえます。食器を洗いながら、一日の仕事のできを振り返り、後片付けのだんどりを頭の中で考えているところです。
そうすると、もう年の瀬なのねとしみじみとした気持ちになってきます。こんなときは今年1年のことを色々と振り返りがちです。
去年の今ごろ、ぼくたちが住む東京都内では新型コロナウイルスの新規感染者数がどんどん増えていました。年の終わりごろ、1日の都内新規感染者数はついに1000人を超えたはずです。年が明けてから、東京都内で何度も「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」といった行政的対応がありました。その度にぼくはお店を閉めていたので、よく覚えています。
飲食店の営業時間が短くなったり、営業自体が難しくなったりすることが今年はずいぶんとありましたね。ぼくもそういった経験をしました。それに係る補助金の支給はありましたが、経理的な変化で営業が難しく感じられたのは事実ですし、何よりもぼくは気落ちをしてしまいました。元気がでなくなってしまったのです。
お店を閉めて、お家で生活していても、なかなか元気がでません。いつ終わるともしれない「コロナ禍」はぼくの心と身体をじわじわと締め付けるように傷めていたと思います。ぼくだけではありません。多くの人たちがそれぞれの事情で辛い思いをしていたのです。そしてそういったことは今でも充分に良くなったとは言えないとぼくは感じています。ぼく自身のこともぼくの友達のことも、多くの人たちのことも、ぼくはとても心配です。
ぼくが辛い時期を過ごしているとき、きよしはずっとぼくの味方になってくれました。いつもと同じように一緒にご飯を食べてくれてましたし、夜遅くまでぼくとゲームをして遊んでくれました。緊急事態宣言などが少し落ち着いた11月ごろからはぼくを旅行にも連れ出してくれました。
ぼくのお友達のうさぎさんやハクビシン君もぼくとたくさん遊んでくれました。日曜日にみんなで美味しいものを食べたり、お家で映画を観たりしたのは、ぼくにとって気分が明るくなるとてもありがたい時間でした。
うさぎさんもハクビシン君もごく普通の動物です。それぞれ苦手なことも、ぼくがちょっと困ったと感じる悪癖もあります。きよしだってそれは同じです。きよしは優しいパペットです。そしてちょっと癖の強いところがあるパペットです。
きよしは昨日の深夜にSNSを見て、クリスマスイブは12月24日の夕方以降のことをいうのだ。12月24日になったばかりの深夜をクリスマスのEve(前夜)とは言わない、と怒っています。そんなことはどうでもいいだろうとぼくは思うのですが、きよしは言葉などの定義に厳密なところがあるので、そういったことがどうしても気になるのだと思います。そういうところがきよしの癖の強さの表れです。
ぼくだってそうだと思います。ぼくの悪癖は何なのか、ぼくはあまりよくわかっていません。でも、きよしと同じで、きっとそういうところがあると思います。きよしもうさぎさんもハクビシン君もそれ以外の仲間たちも、ときどきあきれているかも知れませんね。
でも、ぼくたちはみんなで仲良く長生きをしたいとぼくは思うのです。何だかとても子供っぽいお願いですが、それはいけないことではないと思います。
COVID19でたくさんの人が亡くなりました。不条理であり惨いことだとぼくは思います。米国ではこの一年で平均寿命が1.8歳みじかくなったそうです。それだけ大きな影響があったのだということです。
「オミクロン株」と日本語で名付けられた新型コロナウイルス変異株の動静には注意しなくてはなりません。ぼくたちパペットはCOVID19にかかりませんが、森本先生たち人間のことがぼくたちは心配です。
皆さん、どうぞ体調に気をつけてこれからもお過ごしください。そして良いお年をそれぞれの仕方で幸せに迎えていただきたいと願っています。
それがぼくたちのクリスマスの願いです。神様、どうぞよろしくお願いいたします。
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