「生命、自由及び幸福追求に対する権利」

こんにちは。なめこです。今日はまかり通る違法行為をめぐる話です。

ぼくたちはぬいぐるみですが、ぬいぐるみをボコボコにして虐める人がいます。

「クレヨンしんちゃん」に出て来るねねちゃんのお母さんって知っていますか。少し古い喩えになるかなあ。そうだとしたら、ごめんなさいね。

ねねちゃんは主人公であるしんちゃんの幼稚園のお友達です。ねねちゃんのお母さんはストレスが溜まってある閾値を超えると、大きなウサギのぬいぐるみを殴ったり投げたりしてストレスを発散するんです。

ぬいぐるみは布を縫い合わせたものなので、殴られても、痛いとか嫌だとか思ったりしません。ぼくたちもそれは同じです。

でもね、ぬいぐるみとして生活していると、実に色々な人や場面に出くわすもので、中には特別な理由なくぼくたちをボコボコ殴る人たちもいるんですね。

小さいお子さんとかとぬいぐるみの関係とかをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。彼らはぼくたちをブンブンと振り回したり、突然地面に向けてしたたかに投げつけたり、お口でガブっとかみついたりすることがあります。

そういったことをする小さい子供たちに、ぼくたちぬいぐるみ対する悪意とか処罰の感情とかは無いでしょうね。

ぼくたちはそう思っています。

でも、人間だと話が変わってきます。

人間には基本的人権があります。例えば「生命、自由及び幸福追求に対する権利」が日本国憲法で日本国民には保障されています。

日本国憲法の第13条で立法やその他の国政の上でそういった権利には最大限の保障が要ることになっていますし、ある行為者がその行為者以外の人間(自然人)に対して傷害や脅迫の行為に及ぶと刑事罰に問われる可能性があります。

こういったことは法的に当然のことです。

しかしながら、実際には刑法上の傷害や脅迫にあたるような行為がなんらかの理由のもとで行使されるというケースがあります。

再びマンガを利用して喩えると「ドラえもん」でジャイアンがのび太などをボコボコにしているようなケースです。もっとも刑法では14歳に満たない者の行為は罰しないと定められているので、マンガ内の世界で14歳に満たないと思われるジャイアンの暴力は、マンガ内の世界に実際の世界の法律的理論を当てはめると、刑事罰の対象とならないと言えます。実際の世界に14歳以上の「ジャイアン」のような人物がいて、例えば「オマエのものはオレのもの」だなどどいう理由によって、他人の物を奪ったり、その際に暴行をはたらいたりすると、強盗致傷などの容疑に当たる可能性が高いと言えるでしょう。ただし、違法行為が実際にまかり通っているということが無いとは言えないわけですね。

みなさんの身のまわりにそういったケースはありませんか。

まかり通っているというのは堂々と通用しているということです。

社会のある部分で堂々と通用していることが実は違法行為であるという場合があるかも知れません。

そしてみなさんは誰もが充分に法律を理解しているわけではありません。ぼくだって森本先生だって法律の専門家では全くありません。

そのためみなさんやぼくたちに法的に適切かつ充分な理解や対応が常に可能だという保証はありません。

大切なのは例えば「生命、自由及び幸福追求に対する権利」のようなものをぼくたちが行使することだと思います。

こういった権利は日本国民以外にも認められることが妥当とされる可能性が高い権利だとぼくは考えています。

本当にそう言えるのかどうか、法的な妥当性や政治的な諸問題についてはやはりまた別に考えなくてはならないのですが、とりあえずぼくたちはそういった権利が誰にでも、そして他の人の権利を侵害しない限りにおいて、無条件に認められるという仮説を採用すると良いのではないかとぼくは考えています。

そうだとして、自身の「生命、自由及び幸福追求に対する権利」のようなものが損なわれている可能性がある場合には、積極的に権利回復のための申し立てをしようではありませんか。

もちろん、そういったことがやはり困難な事情や固有の条件というのは有り得るので、そういった場合については社会的注意や配慮がいると思います。

そういうことも含めて、人間の社会には大切なのだとぼくは考えています。

無料体験授業お申し込みはこちら
穎才学院本郷校のご案内はこちら

Comments are closed