「中学受験をするべきか、否か」

塾が教えない中学受験必笑法:2 教育ジャーナリスト・おおたとしまさ(朝日新聞)

中学受験をするべきか、否か。

それは小学生の子供がいる家族を悩ませる問題のようです。

朝日新聞の記事は2019年6月1日の朝刊に載っています。web版では「有料会員限定記事」となっているので、その内容は引用しません。

tweetを引用した畠山勝太さんの記事はネットで公開されています。ぜひお読みください。

おおたとしまささんは「教育ジャーナリスト」という立場から、取材などに基づく経験的知見を活かして、記事を書いているのでしょう。

畠山勝太さんは、ある教育的な経済学の研究成果を紹介しながら、客観的に教育に係る諸現象について分析・理解することを記事ですすめているようです。

その意味でお二人の教育的現象に対するアプローチの仕方は対照的だと言えます。それぞれの教育的信条のようなものも同じかどうかわかりません。

しかし、たまたまなのだと思いますが、今回紹介した2つの記事からは共に、

個別具体的な事情について充分に考慮せずに、迂闊な教育的判断をくだすのは危険である、

という考えが読み取れると思います。

それは、畠山さんの言葉を借りれば、教育についてそれに関係する様々な文脈や要因について考慮せず「単純明快に一つの解を提示しているものがあれば、むしろそちらの方が怪しいと認識して頂ければ幸い」だという考え方です。

私たちは誰でも教育的経験をしています。それは幸いなことでもありますが、誰もが経験している教育的現象に関する議論はそれに加わる各々の固有な経験に基づいて行われ易く、そうするとなかなか客観的な議論になりません。

客観的な教育的研究をすると、固有な現場に関わる文脈や教育的諸要因を無視して教育的判断をくだすことが非合理的であることがよくわかるのだと思います。

では教育的研究を専門としない私たちにできることはなんでしょうか。

専門家ではないとしても教育的研究に学ぶこと、

個人の教育的経験を無理に一般化しないこと、

子供や生徒など、学習者の個別具体的な事情に配慮すること、場合によっては各家庭や学校の環境にも注意すること、

そういったことが要ると思います。

明快な単一解だけでは、ほとんどの場合で役に立たないのが実際です。

よく考えましょう。必要に応じて信頼のできる学校の先生や専門家に相談をするのが良いと思います。

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