板橋区の教育ニュース(2019年4月5日まで)

板橋区は、「板橋区基本構想」に掲げられた「あるべき姿」と「教育大綱」及び「板橋区教育ビジョン2025」に掲げる将来像の実現に向けて、平成30年度に計画期間を満了する「いたばし学び支援プラン2018」の効果検証を行うとともに、板橋区を取り巻く環境の変化に対応し、“学びのまち”「教育の板橋」を実現するためのステップアッププログラムとして「いたばし学び支援プラン2021」を策定、公表しています。
いたばし学び支援プラン2021(概要版)

いたばし学び支援プラン2021(計画書)

そこでは板橋区が抱える教育課題やこれからの社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成に向け、

1.保幼小接続・小中一貫教育の推進

2.板橋区コミュニティ・スクール(iCS)の導入

3.教職員の働き方改革

が「3つの柱」であると言われています。

板橋区が概要書であげた区の課題は

・確かな学力の定着・向上
・子どもたちに求められる資質・能力の転換に伴う授業革新
・「小1プロブレム」「中1ギャップ」への対応
・不登校出現率の高さへの対応
・いじめへの対応
・特別な支援を必要とする子どもへの対応
・日本語が理解できない子どもの増加への対応
・教員の長時間勤務の改善
・子どもの居場所の確保
・家庭状況の変化への対応
・子どもの貧困への対応
・生涯にわたる学びの機会の充実

といった事項です。

それに応じがた取り組みの中心になるのが先述した「3つの柱」ですが、その中で「板橋区コミュニティ・スクール(iCS)」については「地域とともにある学校へ 2020年度、区内全小中学校で本格導入」というフレーズで、

「学校・家庭・地域が課題や目標を共有しながら、地域の子どもたちを共に育み、すべての子どもたちの安心できる学びの居場所を地域の学校につくります。」

という目標が掲げられています。

また板橋区は児童・生徒の「読み解く力の育成」や「プログラミング的思考の育成」などに係る重点的施策も設けています。

前者については、文章や情報を正確に理解し、論理的思考を行うために必要な「読み解く力」を、小中学校9年間を通して育成することが目標で、教科書の文章を正しく読めるようにするとともに、学力向上をめざすとされています。

これについては本ブログで既報の通り、文章の仕組みや意味を正しく理解するために必要な「基礎的な読む力」を測るテスト(リーディングスキルテスト)が利用される予定です。国立情報学研究所が作成・運用する「リーディングスキルテスト」を板橋区は2018年度までに一部の小学校・中学校で利用していました。2018年度は上板橋第三中学校の他、中台小学校、志村第五小学校などで受検されていました。2019年度は全板橋区立小中学校(74校)で実施予定で、受検するのは小学校6年生、中学1年生、中学2年生、中学3年生の全生徒です。

また後者については、プログラミング的思考を育てる指導計画を区などが作成し、全小学校でのプログラミング的教育の実施が予定されています。なお「プログラミング的教育」は実際にコンピューターのプログラムを行う学習的活動の支援・指導だけを指す言葉ではありません。ご注意ください。また、板橋区立教育科学館ではロボットプログラミング教室が開催されます。世界最大規模の国際的なロボット競技会である「FIRST ® LEGO® League」(ファーストレゴリーグ)の出場が2018年度に続いて予定されているようです。

なおファーストレゴリーグには板橋区立成増ヶ丘小のチームが参加していて、同チームは2019年5月にトルコで開催される世界大会に出場が決まっています。

以上、板橋区の教育に係るニュースでした。

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