三つの動詞

高校生と『ちくま評論選 二訂版』に載っている長田弘先生の「三つの動詞」を読む。

詩人に拠れば、私たちはそれぞれ「考える」「語る」「行う」という三つの動詞をもっていると言う。そして、その動詞を生きることができると言う。しかし、その生き方はそれぞれ異なり、ゆたかであることも貧しいこともあるようだ。

おそらく、何を考えるのか、何を語るのか、何を行うのか、そういったことよりも、

どのようにして考えるのか、どのような仕方で語るのか、どのように行うのかといったことが肝心なのだろう。

自宅に招いた友人に料理をサーブするときに、何を作るか、どのような素材を調理するかということも全く考えないで良いわけではないが、むしろ、友人にどのようにして料理をふるまうか、その仕方が重要なのだと思われる。

例えば、友人が疲れていたら、その様子にあわせて、少しでも身体が癒える料理の仕方や食べ方を考える。

そういったことが誠実さや心配りというものなのだと思う。

そういったときに、特別な食材や調理器具が必ずしも要るわけではない。

友人のために考える、調理する、料理をさしだしいっしょに食べる。

そういった動詞が大切なのだと思う。

実際にそういう生き方をしないといけないね。

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