オレはアホでもええから「これがわからんと死んでも死にきれん」と思っている学生さんを歓迎します。修士号でも取って箔をつけたいとか思ってるアタマいい学生さんにはお引き取り願います。そもそも箔つかんし…
— 増田聡 (@smasuda) 2018年12月14日
増田先生の仰る通りです。
「これが何なのかわかりたいのでわかるようになるために勉強する」という強い動機に裏付けられた学習は、そうでない学習と比べて、非常に高い学習効率を発揮します。
それは大学受験、高校受験、中学受験においても同じで、
どうしたら問題に解答できるのか、どうすれば上手くその教科内容の全体について理解できるのか、知りたいと思って勉強する仕方を選び取れる受験生は、総じて成績が上がります。
もちろん、そういった受験的学習の動機というのは、大阪市立大学の増田先生がTwitterで言及している大学院における研究的学習動機とは異なるのですが、ことの仕組みは同じです。
学べると学歴が手に入るかもしれません。(学べるだけでは、学歴は手に入りませんけれどもね。)学歴があると、便利なことがありますね。でも、そういった利益が得られるからと言って、私たちは学ぶようになるかというと、それはわからないのです。
学ぶのは学びたいから。
これが一番シンプルで、最も強い学習の動機だと思います。
Comments are closed