2015年11月21日
【メディア紹介】SKE48ゼロポジション#26

写真はGoogle+からのスクリーンショット
本日(21日)は穎才学院が番組の作成に参加した「SKEゼロポジション〜チームスパルタ!能力別アンダーバトル!〜」(第26回)の放送日です。
今日は「ダメポジ」決定戦!
SKE48の選抜メンバーがフレッシュな活躍をみせてくれます。
番組で使用する問題の作成と監修をさせていただきましたが、「ダメポジ」決定戦では問題作成者の予想を超えた珍解答が出ました!
たぶん、見た人は声をあげて笑うんじゃないかな。
男性は「育児と仕事の両立」に悩むのか。

こんにちは。穎才学院教務です。
本日は慶應塾生新聞会の会員さまのご紹介で、日本テレビアナウンサー鈴江奈々さんの講演会にお邪魔してきました。
鈴江アナは、2003年に慶應義塾大学経済学部を卒業されて日本テレビに入社。現在はフリーアナウンサーである福澤朗アナのもとでのトレーニングを経て、「スポーツうるぐす」の担当として活躍。「ザ!世界仰天ニュース」や「NEWS ZERO」等の担当を経て、現在は「news every.」のキャスターを担当されています。
慶應義塾大学三田祭での講演会は満員の盛況ぶりでした。
鈴江アナのお話は非常に明朗で聴きやすく、言葉を届ける相手を常に意識されて誠実に話していらっしゃるので、90分間まったく退屈せずに楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
さて、講演会で印象的だったのは、鈴江アナの誠実なお人柄がにじむ話しぶりのほかに、スウェーデンで取材された男性の育児参加をめぐるエピソードです。
スウェーデンでは男性が積極的に育児に関わります。ある統計によれば、スウェーデンでの男性会社員の育児休暇取得の割合は約80%。日本では約3%にとどまっています。
鈴江アナが取材された家庭では、やはり男性が育児休暇を取得していました。そして、育児にはげみながら、休暇を終えたあと上手く仕事に復帰できるかどうか、その男性が悩みを抱えていらしたというのです。
今でも、日本の女性は結婚か仕事かという選択を迫られることが多いです。鈴江アナも、「局では、女子アナはパートナーと結婚するか、マイクと結婚するか」などと言われることがある、と話していました。もちろん、少しずつ事情は変わりつつありますが、まだまだ仕事を持つ女性が結婚しやすい社会、子育てしやすい社会になっているとは、とても言えません。つまり、日本の働く女性は、仕事と結婚の両立、仕事と育児の両立に悩みながら働いているのです。
では、日本の男性はどうでしょう。仕事と結婚の両立に悩んだりするのでしょうか。たぶん、多くの男性はしないと思います。就職して、そこそこ働けるようになって、収入も安定してきたら、そろそろ結婚するか、といった考えの男性が大半でしょう。
それは仕事と育児の関係についても、同じです。男性の育児休暇の取得が必要であるという話はときどき聞かれますが、実際に日本の男性の育児休暇取得が進んでいると感じている人はほとんどいないでしょう。それは仕事をしながら子供を育てることの困難さを想像できる日本人男性が少ないということでもあります。
しかし、スウェーデンの男性は違います。女性と同じように育児休暇を利用して育児にはげみながら、休暇を終えて仕事に復帰することへの不安を感じているというのです。
鈴江アナがこの話をしている時、会場の空気が少し変わったように感じられました。それは、女性の共感と男性の驚きによるものだったのではないかと思います。鈴江アナの優しい口調は、しかしはっきりと、日本の男性の多くが育児と仕事の両立の困難さに無関心であることを指摘していました。
会場にいた賢い男性たちは、背筋が正されるような思いをしたはずです。実際に私の斜め前に座っていた初老の男性は、その背中の様子から何かを感じ取っていたように思います。
人間が生きる上で欠かせない能力のひとつが想像力です。
男性は、女性が「仕事と結婚」について、あるいは「仕事と育児」について、どのような選択を迫られるのか、もっと想像した方が良いのでしょう。結婚するために退職する可能性について想像するとか、育休後の職場復帰の難しさ対する不安を想像するとか、そういった一手間が男性には求められるのだと思います。
きっと、健やかに子供たちが生れ育つ社会には、「育児と仕事の両立」に悩む男性と女性が同じくらいたくさんいるのだと思います。
エマニュエル・レヴィナス老師は『困難な自由』という本を著しましたが、『困難な結婚』とか『困難な育児』とかいう本も、誰か賢い人が書いてくれたら良いのになと思います。
大切なことは、困難なことだったりするのです。
2015年11月11日
「S1-19 1st 2nd」とは?
「理科一類19組、1年生2年生」のことでしょうね。おそらく。11月11日は「ポッキーの日」などとされています。11月10日の東大駒場キャンパスでの出来事。生協部に1111個のポッキーを「爆買い」する一団があらわれたそうです。東大の生協部がポッキーの日に合わせて、大量に商品を買ったお客さんや団体の名前をランキング形式で載せる「番付」を発表するというイベントを始めたところ、ポッキーを爆買いする人たちが殺到。ついに、1111個を爆買いする集団があらわれた、ということです。
その集団の名義は「S1-19 1st 2nd」。
「S1-19」は、理科一類19組ということで間違いないでしょうから、あとは「1st 2nd」というところに解釈の余地がありますが、おそらくは1年生と2年生の有志ということでしょうね。東大では「上クラ(=先輩クラス)」と「下クラ(=後輩クラス)」の間に交流の習慣があって、クラスによってはとても仲良しになったりするものです。
そういえば、東京大学駒場キャンパスでは11月21日から23日まで「駒場祭」が開催されます。
今年は私たち穎才学院も駒場祭に協賛させていただきました。
きっと健やかで楽しい文化祭になることでしょう。駒場祭に参加されるみなさんの活躍を予祝します!
2015年11月 6日
【メディア紹介】SKE48ゼロポジション#25

本日はメディア紹介です。穎才学院が番組の作成に参加した「SKEゼロポジション〜チームスパルタ!能力別アンダーバトル!〜」(第25回)が11月7日、14日に放送されます。
TBSチャンネルでしか見られない、SKE48の真剣勝負バラエティ! メンバーそれぞれの特技でガチバトルに挑み、センターを意味する「ゼロポジション」を奪い合う。SKE48汗と涙の頂上決戦!
真のインテリメンバーは誰だ!?SKE48メンバーが知力で対決する『インテリゼロポジ決定戦!』出演するのは抜き打ちテストの結果で選ばれた16名。
今回は「抜き打ちテスト結果発表」の後半戦。社会・英語の答え合わせで珍解答続出!?そしていよいよこの16名が、インテリ選抜とおバカ選抜に組み分けされる…
ダメポジつまり一番おバカなメンバーは誰なのか?そしてSKE48のインテリゼロポジは誰なのか?!お見逃しなく!
SKE48の選抜メンバーがいわゆる「学力テスト」に挑戦しています。今回の選抜メンバーの中には、お勉強と仲良しなメンバーも、そうでないメンバーもいます。それでいいのです。勉強の得意な子も、そうでない子もいるから、SKE48というグループは輝きます。
私は番組の収録(ロケ)に参加させていただきました。収録中の私の願いは「みんなが成熟しますように」というもの。これはいつも塾で仕事をしながら子供たちの成熟を願うのと同じことです。
ロケの最後にメンバーと記念写真を取りたいと思い、プロデューサーさんに「子供たちと写真を撮らせてください!」とお願いしたら、プロデューサーさん、笑っていました。メンバーの中には、成人している方も多いですから、私が「子供たちと…」というのが可笑しく感じられたのでしょうね。
でも、私にとってメンバーのみなさんは「子供たち」です。彼女たちはこれから成熟に向かわれることでしょう。
SKE48メンバーたちの初々しい活躍に請うご期待!
2015年11月 3日
とにかく健やかに暮らしましょう♪

本日は文化の日で祝日です。穎才学院は平常通り営業していますが、出勤中に街や駅の様子がお休みの日のそれであることを感じました。
今日は待ちゆく人の歩くスピードも、物理的にはいつもと同じはずなのに、どこかゆっくりとしたものに感じられます。
何気ない秋の休日が、みなさんにとっておだやかでこころよいものであるのは、とても素敵なことだと思います。
さて、その出勤中に塾の本棚に置いてある『とにかくうちに帰ります』という本のことを思い出しました。
「おれも帰りたいです。自分と周囲の人たちの健康を願うように、うちに帰りたい。」 豪雨で帰宅困難になった人たちの心模様を描く表題作をはじめ、それぞれの日々を繋いでいくための、ささやかな、でもかけがえのないできごとを綴る、6つの物語。
単行本の帯にほどこされた紹介のメッセージです。
「自分と周囲の人たちの健康を願うように」
素敵な表現だと思います。毎日の生活を少しずつ少しずつ健やかなものにしていく努力というのは、大切です。そして、その時には自分だけでなく周囲の人々の健康や幸せを予祝することが欠かせません。
食事をする前に、何を食べるか決めて、必要な食材を買い出しに行き、充分な材料と道具を揃えて、料理をする。
これはこれで素敵なこともあるのですが、そうでないもっと何か大切な仕方があるのではないでしょうか。
お腹が空いたので、冷蔵庫や戸棚にストックしてある食材を上手く使いってどんな料理ができるか考える。そして、その日の気分や身体の調子に合わせて、一緒に飲むものや楽しむ映画や音楽との組み合わせも考えながらおいしくごはんの食べ方を吟味する。
こういうことを言う人はあまり多くないのですが、私たちにとって大切なことは、出来ない事が出来るようになるような、能力の開発ではありません。
今ある能力を上手く生かして、手持ちの資源を有効に活用しながら、できるかぎりおだやかで幸せな生活を実現する。
そういうやりくりの技術が大切なんです。そういうことを繰り返しながら、ささやかながら健やかな暮らしを営んでいきたいものですね。