板橋の塾 穎才学院のブログ 【エイサイブログ】 穎才学院ホームページへ

2010年4月20日

「ずっといたい塾」

こんばんは穎才学院(えいさいがくいん)事務の三技諒(桜丘高校出身)です。

今日は穎才学院講師の山上沙樹さん(お茶の水女子大学附属高校出身)を紹介したいと思います。

 

実は彼女・・・3月まで穎才学院の生徒でした!!

大学入学と同時に穎才学院に講師として戻り、

今度は後輩達のために尽くしてくれることになりました\´∀`/

 

DSCF0689.JPG

 

穎才学院では毎年何人もの生徒を送り出していますが

今年もまた、昨年の私のように卒業生が穎才学院を支えていくことになりました。

 

「ずっといたい塾」

先生も生徒もそう思える穎才学院がこれから続いて行けばと思います。

 

そして、山上先生のこれからの活躍が楽しみです。

 

 

 

 

2010年4月19日

【竹取物語 現代語訳】 かぐや姫の昇天 (3段落)

「このようにたくさんの人を遣わせなさり、(私を)とどめなさるが、(事情の)許さない迎えが参上して、(私を)引き連れてこちらを退出申し上げてしまうので、残念で悲しいことです。宮仕えをいたさないままになったのも、このように差し支えのある身の上でございますので、(帝は)納得いかないことと思いなさるにちがいないだろうが、強情にお受けしないままになってしまったことです。無礼なものだとずっと思いなさり心にとどめなさってしまうことが、(私の)心に気になっておりました。」と言って、

 

いまはこれまでと、天の羽衣を着るときに、帝のことをしみじみと懐かしく思い出すことだなあ

 

と言って、壷の薬を添えて、頭中将を呼んで、差し上げさせる。中将には、天人が取ってわたす。中将が受け取ったので、さっと天の羽衣を(天人が)着せ申し上げたところ、(かぐや姫は)翁を「気の毒だ、いとしい」と思いなさった気持ちもなくなった。この天の羽衣を着た人は、悩み画なくなってしまったので、天の牛車に乗って、百人ほどの天人を連れて、昇ってしまった。

2010年4月17日

「ほんまに成績が伸びる!」シリーズ(高1対策編)

こんにちは。穎才学院 教務主任の森本新芽(洛南高校出身 99年東京大学合格)です。

今日は「ほんまに成績が伸びる!」シリーズ(高1対策編)をお伝えしようと思います。

現在穎才学院には、

お茶の水大附属高校、都立小石川高校、都立高島高校、成城高校、

國學院久我山高校、東京家政大学附属高校など、

各学校の1年生が在籍しています。

 

高校1年生はとにかく、学校の授業と課題が大事!!

その1年生に、私が徹底しているのが、

「学校で英数国クラス5番以内」!

というシンプルな提案です。

これがすごく効くんです!!

 

なぜこんなことを言うのかというと…、

 

 

クラスが40人(平均的数値)だとすると、

クラス5番以内は、全体の上位15%

これは、だいたい「偏差値60」の実力にあたります。(※)

 

難関大学に合格するためには、

まずは学校の課題と小テストを徹底することから!!

 

穎才学院生、高1チームの今後に期待です。

 

※「偏差値」は、当該母集団の性質、標準偏差等、分布の形式によって、異なります。

2010年4月16日

順風満帆な高校生活のスタ→ト

こんばんは穎才学院(えいさいがくいん)事務の三技諒(桜丘高校出身)です。

 

今日は今春、高校に入学したTくん(都立高島高校 1年)を紹介したいと思います。

彼は今年3月、第一志望の高校に見事合格しました!!

 

中学校卒業後から高校入学までの間、彼は春期講習に毎日欠かさず

参加しました。!゜o゜!

高校で使用する数学の教科書が手元に届く同時に、

「春期講習中に数学の予習する」と言って入学前から一生懸命高校の勉強に取り組んでいました。

そのおかげもあり、高校入学時の数学のテストで学年1位の成績をおさめる事が出来たようです!!

田辺DSCF0684.JPG

 

春休み中、遊びたい気持ちを抑えて一生懸命に予習し、中学生のときと比べ身長も学習への意欲も成長した彼の今後が楽しみです。

2010年4月15日

【現代語訳 竹取物語】 かぐや姫の昇天 【第2段】

 天人の中(のひとり)に持たせてある箱がある。一人の天人が言うことには、「壷にあるお薬を召し上がれ。汚い所のものを召し上がったので、ご気分が悪いだろうよ。」と言って、(薬の壷)を持ってそばに寄ると、(かぐや姫は)少しばかり舐めなさって、(薬を)すこし形見にと思って、脱いで残しておく着物に包もうとすると、そこにいる天人が包ませない。天の羽衣を取り出して、(かぐや姫に)着せようとする。そのとき、かぐや姫は「しばらく待ちなさい」と言う。「天の羽衣を着せ(られ)た人は、心が(地上の人)と違ったものになるのであると言う。ひとこと言い残しておくべきことがある。」と言って、手紙を書く。天人は「遅い。」と待ち遠しがりなさる。かぐや姫は「人の気持ちのわからないようなことを言いなさるな」と言って、非常に静かに、帝にお手紙を差し上げなさる。(その様子は)慌てない様子である。

2010年4月14日

【竹取物語 現代語訳】かぐや姫の昇天(1段落)

 竹取の翁が心乱れて泣き伏しているところに近寄って、かぐや姫が言うには、「私も心ならずもこのように(この地を)出て(月に)参上するので、せめて天に上っていくようなことだけでもお見送りください」と言うが、「どうして、悲しいのに見送り申し上げよう。私をどうせよというつもりで見捨てて昇天なさるのか。連れて行きなされよ」と泣き伏してしまうので、(かぐや姫は)お気持ちが乱れる。「手紙を書き置いて参りましょう。恋しく思うような時々に、取り出して御覧になられよ」と言って、泣きながら書いた言葉は、
 
「私が人間の国に生れたのであれば、(お爺様お婆様を)悲しませ申し上げないころまで(一緒にに過ごすべきですが、それまで)お仕えできず去ってお別れすることは、重ね重ねも不本意でございます。脱いで残しておく着物を私の形見と思って御覧ください。月が出でいるような夜には、御覧になってください。(お二人を)見捨て申し上げて参ります空から、落ちてしまいそうな気がする。」と書き置く。

2010年4月13日

【竹取物語 現代語訳】火鼠の皮衣(更新版)

 大臣は、皮衣を持って(竹取の翁の家の門に)到着して、立っている。竹取の翁は、出て来て皮衣を受け取って、かぐや姫に見せる。かぐや姫が、皮衣を見て言うことには、「立派な皮に見えます。でも、これが特に本当の火鼠の皮かどうかということは分かりません」。竹取の翁が答えて言うことには、「とにもかくにも、まず大臣を招き入れ申しあげましょう。世間で見ることのない皮衣の立派な様子ですから、『これを本物だ』とお思いなさい。人をひどく困らせ申しあげないでくださいよ」と言って、大臣を座敷に呼んで座らせ申しあげた。「こうして招き入れたからには、今度は必ず結婚させよう」と、翁はもちろん嫗の心にも思っている。この翁は、かぐや姫が独り身でいることが嘆かわしかったので、「身分の高い人と結婚させよう」と思って画策するのだが、姫がどうしても「いやです」と言う事であるので、強制もできずにいたので、この期待も当然である。かぐや姫が翁にむかって言うことには、「この皮衣は、火に焼こうとしても焼けなければこそ、『本物であるようだ』と思って、あの方のお言葉にも従いましょう。あなたは、『この世に比べ物のないものだから、それを本物だと疑わずに思おう』とおっしゃる。それでも、やはりこれを焼いて試してみたいと思います』と言う。
 翁は、「それは、もっともな言い分ですね」と言って、大臣に、「このように申しております」と言う。大臣が答えて言うことには、「この皮は、唐にもなかったのを、やっとのことで探し出して得たものということです。何の疑いがありましょうか」。「唐人がそうは申していても、とにかく早く焼いてごらんになってください」と翁が言うので、大臣が皮衣を火の中にくべてお焼かせになると、めらめらと焼けてしまった。
 かぐや姫は、「思ったとおりだ。偽物の皮でしたね」と言う。大臣は、これをご覧になって、顔は草の葉の色になって座っていらっしゃる。かぐや姫は、「ああ嬉しい」と喜んで晴れ晴れした気持ちでいる。大臣がさきほどお詠みになった歌の返しを、皮衣の入っていた箱に入れて返す。

 跡形なく燃えると前もって知っていたならば、心配などしないで、皮衣を火にくべずに火の外に置いて見たでしょうに。知らなかったので実際に焼いてしまったことですよ。

と書いてあった。そこで(大臣は)帰りなさってしまった。

 世間の人々が、「阿部の大臣は、火鼠の皮衣を持っていらっしゃって、かぐや姫のもとに通いなさるということだ。ここにおいでになるのか。」と尋ねる。そこにいた人が言うことには、「皮は火にくべて焼いたところ、めらめらと焼けてしまったので、かぐや姫は、結婚なさらない。」と言ったので、これを聞いて、張り合いがなくがっかりだということを、(「阿部無し」にかけて)「あへなし」と言ったのであった。

2010年4月 8日

yahoo検索「板橋の塾」で穎才学院が第1位に!

こんにちは、穎才学院教務主任 森本新芽(洛南高校出身 99年東京大学文科三類合格)です。

 

このたび穎才学院が大手ポータルサイト「yahoo」検索で

「板橋の塾」第1位にヒットするようになりました!!

 

穎才学院は板橋区(都営三田線 板橋区役所前)に開校して11年目になります。

大手ポータルサイト「yahoo」では、

・審査を受けてポータルサイトのカテゴリに登録されていること

・他のページからリンクを張られていること

・多くのページビューがあること

などが、上位表示の条件となっているそうです。

 

このたび4月7日付けで穎才学院が

第1位で検索ヒットされるようになったのは、

多くのみなさまから、アクセス・お問い合わせをいただいているお陰です。

 

これからも、穎才学院は

「塾生の成長」を第一のモットーに、

ひとりひとりの学習を応援していきたいと思います。

 

よろしくおねがいいたします。

 

2010年4月 7日

【東大一直線】東大文系数学攻略への道

こんにちは。穎才学院国語科の山田雄司(筑波大学附属駒場高校出身・09年度東京大学文科三類合格)です。

穎才学院には、去年の6月から勤めさせていただいております。

何が素晴らしいって、学期の節目の焼肉大会、やはり1対1の個別指導だから、教える方も教わる方もリラックスできる上に、より個別的に見ていくことができるから、生徒さんの進歩も見えやすい点ですねb

 この度僕が、現役時代(比較的)得意であった、文系数学の勉強法なるものを、アドバイスさせていただくこととなりました。数学を勉強する際、自分が心がけていたことを三点、申し上げたいと思います。

(1)ノートの真ん中を縦に二分割しよう

これは某マンガのぱくり応用です。

こうすることで、左から右への回答づくりが、上から下への回答づくりへと変わります。

より見やすく、かつ、一枚の解答用紙に書ける情報量が増えるので、解く方にも、採点する方にもメリットがあるこの簡単な手法、ぜひ取り入れてみて下さい。

(2)今、何をやっている?

もちろん数学やってるよ、なんて言わないでください笑

その中のジャンルの話です。言うまでもなく、数学には様々なジャンルがあります。

「ベクトル」、「微分積分」、「二次関数」などなど。

これらの大きなジャンルは、さらにそこからいくらでも小さなジャンルへと細分化できるはずです。

そうして細かく分けることができたら、たとえ自分にその問題が解けなかったとしても、どこでつまづいたのかが明確になります。

 そして、その問題を終えたあと、ぜひやって欲しいことがあります。

 

 

それは、「解き終わった問題に題名をつける」ということです。

 

 

きちんと題名がつけられたのならば、それは自分がその問題をしっかり消化できている証。

そうでなければ、たとえ解けたとしても、しっかり理解してできたのか?と自問してみてください。特に、自分と同じように根っからの文系人間の方は、お試し下さい。

(3)解答を…

(1)には、問題を解く中での留意点を述べました。

しかし、実際問題をこなす中では、何をどうすればいいのか見当もつかない問題、というのも多く出てくるはずです。

その場合、どうするのか。

これも、非常に簡単です。

 

 

「無理と思った瞬間、解答を開き、ノートに丸々写して下さい。」

 

東大受験生には、時間がありません。多くの教科を勉強しなくてはいけないからです。そんな中で、分からない分からない、とうんうんうなっている時間は、正直もったいないです。また、試験当日は、「自分の能力を越えた難問」を見抜いて捨てることが必要になってきます。それを普段から練習しておこう、というわけです。

ノートに写しながら、「あっこれうまい!」や「ここは自分じゃ思いつけないなぁ…」などと感心したところは、色ペンを使って強調し、後から見直せるようにしておきましょう。

 解答写しが一番効果的なのは、証明問題です。証明問題には独特の文法とも呼ぶべき規則があり、優秀な解答を写すことで、その呼吸を学ぶことができます。この手法により、僕のノートは、完璧な解答によって埋められ、一見ものすごく数学のできる人のノートみたいだったと思います笑もちろん丸写しする場合でも、(2)のことは強く意識しておいて下さい。

以上、簡単ではありますが、僕が現役時代気をつけていた3つのことをご紹介させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。それでは、穎才学院でお会いしましょう。

2010年4月 6日

「苦手克服ノートでかならず笑顔になれる!!」

こんばんは穎才学院(えいさいがくいん)事務の三技諒(桜丘高校出身)です。

 

暖かかったり、寒かったりと桜の発育が悪く今年は花見が長い間できるそうですが

みなさんはお花見に行かれたでしょうか。

 

さて今日はYくん(白鴎中学校3年)を紹介したいと思います。

「春休みの宿題は終わったんですけど、…明後日テストがあってToT」

 

そう語るYくん...

 

Yくんのノートを覗かせてもらうと

「中点連結定理」を使った問題がまとめてありました。

 

 

保井DSCF0668.JPG

「問題を解いていて正答率が悪かったからまとめた」とのこと

 

ノートの左上には見出しを書き

後からノートを見返したとき、分りやすいようしていたYくん

 

穎才学院の事務を始めてから2年…

今になって穎才には「苦手なものに挑戦する子」が数多くいることが分ってきました。

 

そんな彼が後日「笑顔でテスト結果を持ってきてくれる!!」ことが

なにより楽しみです。

2010年4月 5日

【宇治拾遺物語 現代語訳】検非違使忠明

※注 本文は『宇治拾遺物語』の「検非違使忠明」です。

【宇治拾遺物語/検非違使忠明】

 今となっては昔のことだが、忠明という検非違使がいたそうだ。その忠明が若かったとき、清水寺の橋殿で、京の無頼な若者たちとけんかをした。

 京の無頼な若者たちは、それぞれ刀を抜いて、忠明を取り囲んで殺そうとしたので、忠明も刀を抜いて、本堂の方にのぼると、本堂の東の端にも、京の無頼な若者たちが大勢立っていて、向かってきたので、(忠明は)寺の中に逃げて、蔀【しとみ】の下の部分を取って脇に挟んで、前の谷に飛び降りた。蔀【しとみ】は、風の抵抗を受けて、谷底に、鳥が舞い降りるように、静かにゆっくりと落ちたので、そこから(忠明は)逃げて行った。
 京の無頼な若者たちは谷を見下ろして、おどろきあきれて立ち並んで見てたが、どうしようもなくてそのままになってしまったということだ。

2010年4月 4日

【宇治拾遺物語 現代語訳】児のそら寝

 昔々、比叡山に児がいたそうだ。僧たちが宵の手持ちぶさたに、「さあ、ぼたもちを作ろう。」と言ったのを、この児は期待して聞いた。だが、作り上げるのを待って寝ないでいるようなことも、具合が悪いにちがいないと思って、部屋の片隅に寄って、寝たふりをして、(ぼたもちが)できてくるのを待っていたところ、もうでき上がった様子で、(僧たちは)寄り集まって騒いでいる。この児は、呼び起こしてくれるにちがいないと待っていると、ある僧が、 「もしもし、目をお覚ましください。」と言うのを、うれしいとは思うが、ただ一度で返事をするのも、待っていたのかと(僧たちが)思うといけない、と考えて、もう一度呼ばれてから返事をしようと、我慢して寝ていると、 「おい、起こし申し上げる。幼い人は眠おやすみになってしまった。」と言う声がしたので、ああ困ったと思って、もう一度起こしてくれ、と思いながら寝て聞いていると、むしゃむしゃと盛んに食べる音がしたので、どうしようもなくて、ずっとたってから、(児は) 「はい。」と返事をしたので、僧たちは笑いがとまらなかった。

2010年4月 3日

完全マンツーマン指導だからできる!!

こんにちは穎才学院(えいさいがくいん)事務の三技諒(桜丘高校出身)です。

 

まずは、4月になったということで…

 

ご入学・ご進級おめでとうございます

新たな環境でのスタートが素敵なものになりますように

 

さて、今回紹介するのは中学2年生のTさん(板橋第一中学校)です。

 

「英語じゃあなくて数学がやりたいです」と

やや不安そうな様子で塾長に話していたTさん

 

なぜかと聞くと

 

「春期講習中に数学の文章問題を克服したい」とのこと

 

穎才学院ではこんな急な要望も大丈夫!!

完全マンツーマン指導で生徒一人一人の要望やスケジュールに合わせた授業が行えます

 

田中さん授業DSCF0640.JPG

 

 ノートを見せてもらうと苦手なものを克服しようとする努力の表れが

!゚o゚!

田中さんノートDSCF0653.JPG

 

授業後は満足した様子で帰っていきました。

 

彼女が持っている苦手なものを克服しようとする強い気持ち

いつまでも持ちつづけてほしいです。

 

そんな彼女のこれからが楽しみな今日この頃でした。

 

 

 

2010年4月 2日

【宇治拾遺物語 現代語訳】絵仏師良秀

 これも今は昔のことであるが、絵仏師良秀という者がいたそうだ。隣の家から火が出てきて、風が強くに吹いて火が迫ってきたので、(良秀は)逃げ出して、大通りへ出てきた。人が良秀に注文して書かせている仏の絵も(家の中に)いらっしゃった。また、衣を着ない妻子なども、そのまま家の中にいた。家の中に残っていることにも関心を持たないで、ただ逃げだしたことをよいことにして、家の向こう側に立っていた。見ると、すでに家に移って、煙・炎がくすぶりだしたころまで、そのまま向こう側に立って、良秀はぼんやりと眺めていたので「たいへんひどいことだ。」と言って、人々が来て見舞ったが、(良秀は)さわがない。「どうしたのか。」と人が言ったので、向こう側に立って、家が焼けるのを見て、うなづいて、時々笑った。「ああ、大変なもうけものをしたことよ。長年の間まずく書いてきたものだなあ。」と言うときに、見舞いに来ていた者たちが、「これはどうしたことだ。このような状態で立っていらっしゃるのか。あきれたことだ。怪しげな霊がつきなさったのか。」と言ったので、「どうして怪しげな霊が取り憑くはずがあろうか。長年の間、不動明王の炎を悪く書いてきたものだ。今見ると、このように燃えるものであったと、悟ったのだ。これこそもうけものだ。この道を専門として世間を渡ろうとするからには、無理にでも仏様だけでもうまく書き申し上げるならば、百千の家も建つにちがいない。おまえさんたちこそ、これといった才能もお持ち合わせにならないのでものを惜しみなさるのだ。」と言って、あざ笑って立っていた。 そのあとであろうか、「良秀のよじり不動」といって、今に至るまで人々が褒め合っている。

2010年4月 1日

新年度もよろしくおねがします。

穎才学院 塾長の荒木輝子です。

4月になり新年度となりました。

穎才学院では、

難関国立大学入試対策コース】がいよいよスタートします。

昨年度の東京大学現役合格医学部現役合格大学受験生全員合格につづき、

ことしもたくさんのサクラサクを実現したいと思います。

中1・中2生、高1・高2生も、

新メンバーをむかえて益々元気です!!

これからも板橋の予備校(学習塾)「穎才学院」をよろしくおねがいいたします。

 

 

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